昨日は、神社仏閣や古民家などで木材の声を聴いて木材の寿命を伸ばし再生されている方が来られました。
聴福庵を見学していただくと「色々な木造建築物を見てきたけど、こんなにも木材から清らかで凄まじい生のエネルギーを発している古民家を感じたのは初めてで、まさに木が喜んでいるのと、作業に関わられている方々の氣(魂と熱意)が込められているからだと思います。」と嬉しい感想をいただきました。
その方から、お仕事の話をお聞きしたり、実際に神社のお社の木材を見て頂いたりしたのですが、
本当に木材のことを大事にされていることが伝わってきて、木材と共に、建物を建てた人の想い、そこで暮らし手入れしてきた人の想い、そしてこうして再生される方の想いが繋がっていくというのは、なんとも素敵なことだと感じました。
そんな気持ちだったからか、昨日は入浴中に、思わず木材の壁をなでなでしながら「すごいねーありがとねー」と、自然と独り言が。
いつもお風呂タイムが最高の癒しだったりしますが、その理由は単にお湯の温もりだけでなく、天井も壁も床(すのこ)も浴槽も木材に囲まれているので、そんな木の温もりの効果もあったのだと今更納得したり、更には、つくってくれた大工さんたちや、一緒に塗装した仲間の顔が思い浮かぶことも大きいのでは?と感じるものがありました。
古民家は木材だらけですから、改めて想いを大事に「木が喜ぶ」視点からも守っていきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子