昨日の仁井田本家さまに続き、
◆楽しむ姿
https://www.caguya.co.jp/manabi/53644.html
柏屋さまにも1年半ぶりに訪問させていただきました。
◆同志との出逢い
https://www.caguya.co.jp/manabi/45884.html
今回もこちらの趣旨に合わせて下さり、スタッフさんしか入れないところを含めすみずみまで見学させていただき、本当に感謝しかありません。
そんな中で、「ユニバーサルデザイン」についてのお話も。
トイレに関して、男性用・女性用として車イス・子ども用と対象別により使いやすいようにとの配慮から、従来のバリアフリーの考え方にそって設置したそうですが、対象別という「区分・分離」が逆にバリア(壁)を作ってしまっているのではないだろうか? という違和感が生じたそうで・・・
その後「みんないっしょ、みんなかいてき」の考え方によって、ユニバーサルデザインに対するテーマが確立され違和感も払拭されたそうです。
◆柏屋が考えるユニバーサルデザイン
https://usukawa.co.jp/shop/universaldesign/
実際にトイレを見学させていただくと、
「露天風呂ってあるでしょ。せっかくなので露店トイレにしてみました!」と仰られ、壁の上部を窓にされてとても開放的な明るい空間になっていたり、(もちろん、トイレの姿はちゃんと見られないようになっています。笑)
中には、空調まで!
また、小さい子どもも手が洗いやすいように低めの手洗い場もあります。
他にも、縁側をイメージし、店内の窓際にはおくつろぎコーナーがあり、
折り紙が用意されていたり、
絵本コーナーなど、親が買い物している間に、子どもたちも楽しめるようなスペースが設置されていました!
子どもの立場にたった環境設定は、保育園の先生たちに通じるものがありますね。^^
「みんないっしょ、みんなかいてき」の考え方で、壁をつくらず分けない考え方、環境設定を私たちも大事にできたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子