自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/11/23

役割を決めつけない

先日、ある保育園の先生たちと
私たち全社員での「合同理念研修」があったのですが、

その夜、旅館でいただいた料理が、
季節感満載で、味もおいしく、見た目も美しく・・・

その創意工夫ぶりにも、一同、衝撃を受けました!

例えば・・・

お刺身には、赤トンボと紅葉やイチョウの葉に
飾り切りされた人参が添えられ、

更にその紅葉たちが風でヒュルリと舞う様子が、
大根を使った風で表現されていました!

お刺身

更には、料理の最後で、突然部屋が暗くなり、
そこで運ばれてきたデザートのプリンの横で、
なにやら柔らかな光が・・・

デザート

よく見ると、薄く切った大根を筒状にし、
重なった大根の間に紅葉が挟まって、

その紅葉が、筒の中のろうそくのあかりによって、
透けてみえていました!!!

デザート2

大根は食べものですが、
こんな風に、美しく活かされる姿をみて、

食べ物にかぎらず、他のものでも人においても、
役割を、固定概念などでひとつに決めつけては
とても勿体ないと感じました。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子