昨日は姚明(ようめい)先生をお迎えし、守静坊にて「第8回 仙人苦楽部(せんにんくらぶ)」が行われました。
◆第8回 仙人苦楽部のお知らせ
https://www.tokutsumi.or.jp/info/1970.html
今回は「水墨画仙人による山水画の智慧」がテーマだったものの、みんな初めての体験だったり、絵に苦手意識がある人も多い中で、とても謙虚に山水画を楽しむことを優先して色々と教えて下さった先生のおかげで、
みんな筆を握るとあっという間に没入していき、楽しく山水画に親しむことができました。
また、後半には先生が10分程度で英彦山の守静坊で坐禅をしている仙人を描いてくださったのですが、筆を入れる度にどんどん命が吹きこまれるかのように、絵の中の景色が変わっていくプロセスを目の当たりし、一同感動!
自分で描くのも描いているのを見ているのもとっても楽しくて、水墨画の魅力にすっかり魅了されました。^^
途中、先生から「梅の花の花びらは何枚ですか?桜の花びらは?水仙の花びらは?梅と桜の違いの特徴は?」などと質問があり、「え?どうだったっけ?」と自信なさげに答えたりもする中で、単に見ているのと観察するのとは全然違うことを感じつつ、
今回は先生の絵をお手本に描かせていただきましたが、実際に自分で描こうと思ったら、日頃からしっかり観察しておくこともとても大事なことだと感じます。
美しいものに出逢った時は、今まで以上にじっくり観察したり、味わっていく感覚も大事にできたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子