こんにちは。大河内です。

秋と言えば、読書・スポーツ・紅葉…と
色々と楽しみはあるかと思いますが、
先日、我が家でもようやく「実りの秋」を迎え
家族皆で歓びを味わいました。

まずは、ベランダで育てていた『稲』。
気を配り、心を遣って育ちを見守っていたためなのか
昨年よりもしっかりとした実をつけてくれました。

そして、今年から始めた『手作り味噌』。
１月末に仕込み、１０ヶ月以上寝かせて発酵させた
本物の味噌ですが、ようやく桶からタッパに移し
毎日の食卓にあがるようになりました。

家族皆で大豆を煮て潰し、桶に詰めていたあの日から
随分と時間が経ちましたが、ゆっくりと発酵させて
出来上がった味噌の味は、何とも言えない豊かな味でした。

仕込んだ当初は、今まで１０ヶ月も待たなければ
食べられないものなんて我が家では作ったことが無く、
「え～、信じられない！！」なんて娘は言っていましたが、、

スーパーに行けば何でもすぐ手に入る時代に、
改めてこのように手間隙かけて時間をかけてじっくりと
育っていくということを学べた今回のこの機会は
娘だけでなく私自身にとっても貴重な体験になりました。

お世話になっている藤﨑農場さんから取り寄せている玄米も
今回の手作り味噌も、モノの背景にあるものを感じられると
ただの食べ物という感覚はなくなり、何だか同志のようであり
食卓にあがると嬉しく、励まされるような思いがします。

来年もまたこの豊かさを大事にしていきたいと思います。

ビジョンリスナー
大河内　盛友