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杉の木

以前から「和樂」の前に歩道をつくるため、庭を一部削る話が出ており、それに伴い、来月庭の杉の大木が切られるということで色々と準備が進んでましたが、それが明日実行されると、本日オーナーさんから突然の連絡がありました。

 

日本では、古来より全てのものに神が宿る八百万の神がいるという思想がありますので、急遽、別件で来られていたお坊さんにお願いし、2日前から滞在しているイラン人のお客様を含め、ちょうどこちらに来られていた方々と一緒にお祓いを行いました。

 

 

 

 

杉の木に対して、日頃そんなに意識していたわけでもなく、まじまじと見たり触ったりしたこともなかったのですが、今回改めて杉の木と向き合い、声をかけたり触ったりしながら、私が移住するよりずっと前からこちらにいたことを思うと、なんだか申し訳ないというか、切ない気持ちにもなり、

 

これまで長年家を守ってくれたことに対する感謝と、何にせよ人間都合で伐採してしまうことに対する謝罪の気持ちを込めてお清めを行いました。

 

このような杉の木もですが、日頃意識していない中に、様々な存在に守られていることを改めて気付かされるからこそ、そのような存在にしっかりと目を向けられたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子