6月に入りそろそろ梅雨入りかなぁと思っていたら、今年は例年よりも遅れる可能性が高いみたいですね。
そんな梅雨時期を彩るお花と言えば紫陽花。
今日はありがたいことに、朝からお隣の方が「よかったらお家で飾って!」と、庭に咲いた色々な色&種類の紫陽花をたくさん持ってきて下さいました。和樂の庭の紫陽花は、まだまだ蕾状態ですし、ピンク色のものはもともとないため、新鮮な感覚も重なり嬉しさも倍増。^^
おかげで、家中紫陽花に囲まれ季節感がぐっと増しました。
紫陽花について調べてみると、もともとは日本固有の植物でしたが、長崎に来たシーボルトが、恋人のお滝さんにちなんで「オタクサ」という名をつけ、海外に紹介したといわれています。
それ以来、西洋でも親しまれるようになり、様々な品種改良を経て日本に逆輸入されるようになったとか。
よく見かける手まり状に咲いているものは「西洋あじさい」で、日本原産のものは、額縁のように周囲にだけ花(実際にはガク)が咲く「額あじさい」だそうです。
もうすぐ梅雨を迎えますが、紫陽花はしっとり濡れた姿もひと際美しいものですから、そんな梅雨ならではの風情も楽しみですね。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子