先週は、BAのサウナに「柿渋」を塗りお手入れを行いました!
ちなみに、柿渋はまだ熟していない青い渋柿を圧搾した果実の汁を数年間、発酵させた赤茶褐色の液体。
タンニンと呼ばれる水溶性化合物を多く含みますが、これが材料に接触すると反応して難溶性の物質を形成するため、防腐材の効果が生まれ、それと同時に防虫効果もあるため、昔から天然素材の耐水性塗料として使用されてきたそうです。
その柿渋、酸化が進み固まりかけていたので、以前の失敗を活かし、
◆柿渋も生き物
https://www.caguya.co.jp/kurashi/44311.html
使えなくなる前に昨日「和樂」の門や柱にも塗っていきました。
何とか日が暮れる前に終わりました!
今日は夕方から雨が降り、こちら九州北部も梅雨入りしたようなので、その前に塗ることができてよかったです!
そう考えると、色々と失敗を重ねたからこそ、前よりも自然に対してタイミングなど合わせていくことも少しずつうまくなってきたような気もします。
そして、昨日は日曜だったこともありますが、気付けば和樂の前の田んぼでも代掻きなど田植え準備をされていたり、近所の方も草刈りをしていたり、
お隣の方も「明日から雨が降るから、今のうちにやっておかないとねー」などと外仕事をしていたりと、みんな自然に合わせていくコツなどよく分かっているのかもしれません。
自然や自然に寄り添った人たちから学ぶことは大きいからこそ、学び続けて自然や先人の智慧を次の世代へと少しでも繋いでいけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子