いつも有難うございます。
カグヤの松野です。
12月、いよいよ2015年最後の月ですね。
寒さも、本格的になってきました。
先日、カグヤ駅伝部で
駅伝大会に出場した際、
クルーの子どもたちも応援に来てくれました。
会場までの移動中、お母さん、お父さんが
交互に子どもたちをだっこしていたのですが、
突然3歳の男の子からご指名を頂きまして、
だっこさせて頂くことに。
最初は張り切って、楽々とだっこしていたのですが、
体勢がうまくいかないのか、
すぐに腕が痛くなり…
「“だっこ”じゃなくて、“おんぶ”でもいいかな?」
と打診すると…
「“おんぶ”だと、どれくらい進んだか分からないから
“だっこ”がいい!」
との答え。
“だっこ”にすると、前方・後方どちらも見ることができるけど、
“おんぶ”なると、後ろを見ることができない。
正直、子どもを抱えて移動することしか
考えておらず…その返答に、とても驚きました。
進んでいくだけの楽しみではなく、どれくらい進んだかの楽しみ。
面白い感覚だなぁと思いながら、我に返ると…
普段ついつい、前へ前へと進むこと・やることばかり
考えてしまっていることに気付きます…
子どもたちのように一瞬一瞬を楽しんで、味わうことを
大事したいと感じるエピソードでした。
発酵コーディネーター
松野 寛子