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夏季実践休暇 ~2024年~

9日間の夏季実践休暇も終わり、今週からお仕事再開でしたが、休みボケの心配もないほど盛り沢山のお仕事で、あっという間の1週間でした。^^;

 

今日は一円対話もあり、そんな夏季実践休暇について振り返る機会にもなりました。

 

カグヤでは、2013年に単なる「夏休み」からテーマを設けて過ごす「夏季実践休暇」へと変わり・・・

 

◆「らしさ」の追求
https://www.caguya.co.jp/crewblog/miyamae/p665

 

私自身は実家で父と過ごし、今年もご先祖様への感謝と共に、お盆行事がメインの実践休暇となりました。

 

 

◆迎え盆 ~2024年~
https://www.caguya.co.jp/kurashi/55378.html

 

◆送り盆 ~2024年~
https://www.caguya.co.jp/kurashi/55415.html

 

ちなみにお盆について調べてみると、一般的には先祖供養の行事であることで知られていますが、その一方で盆行事には、「いきみたま(生見玉、生御魂)」「生盆(いきぼん)」などといって、今を生きている親たちの御魂を寿ぐ行事という一面もあり、存命中の親や親戚に感謝の気持ちを表す機会でもあったといいます。

 

その年、一族の中に死者が無く、皆が健康で一堂に会してお盆を迎えられることを喜び祝い、中でも両親が健在で迎えられるお盆はとりわけめでたいというわけですね。

 

自分自身、昔は家族や親せきが集まることに対して、特別なこととも思わなかったものですが、母をなくし父も高齢となった今では、両親が健在で皆が健康で集まれることのめでたさが十分に分かるようになりました。

 

実際に、今年は姪っ子が体調不良で兄家族とも全員集合とはならず、また、最近、父の兄弟(私の伯父伯母)が病気やけがで入院していることもあり、特にその貴重さを実感するものがあります。

 

そう考えると、生と死が交じり合うお盆期間に、ご先祖様や故人に対する供養、感謝の気持ちを持って過ごすことで、生に対するありがたさを感じ、生きている自分に何ができるのかを考え、今生きている人やこの時間を大事にしようという思いも強くなりました。

 

ご先祖様が教えてくれているのかもしれませんが、お盆はある意味、生への感謝が生まれ、日々の小さな喜びや奇跡にも気付かせてくれるからこそ、大事にしたい行事だと改めて実感しています。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子