先月に続き、今月も月に1度の藤堂さんとのzoom会を行いました。
そんな中、近況報告がてら和樂の銀杏の様子について、
「今年は台風もあったりで、銀杏にとっても大変な年だったと思いますが、無事に銀杏シーズン到来して、今年も皆で銀杏拾いが始まりました。」
と、共有すると・・・
「銀杏にとっては、今までに何度もそんなことがあったはずで、人間がうるさいだけだと思うよ。坂村真民さんの詩にもこんな詩があるよ。」
と、
「石を思え 腹の立つときは 石を見よ 千万年も黙って 濁世のなかに 坐り続けてきた 石を思え」
という詩を教えて下さいました。
確かに、銀杏も石も長い歴史の中、周りで何かがあっても右往左往することなくじっと黙って佇んでいて、見習うことばかり。
今度から、腹の立つ時だったり、気持ちがフワフワする時だったり、何かあったら、庭でどっしりと立つ銀杏を見て、自分を取り戻そうかと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子