先日、銀杏を拾いに「和樂」に来て下さった方が、庭を見て「このタンポポの葉っぱは食べられますよ!」など、庭の野草について色々教えてくれました。
そして、ある場所はタンポポだらけで「もう畑にしか見えない!」とも。笑
それにしても、タンポポはとても逞しい植物のイメージから、葉っぱも硬そうだったり苦そうだったりと思っていたので、葉っぱが食べられるとは意外でした。
実際にそのままちぎって口にしてみると・・・
無理して「食べられる」というよりは、ベビーリーフのように食感や風味がやわらかくてクセがなく、むしろおいしい!^^
特に、その日まで銀杏対策でブルーシートを敷いていたところに関してはとてもやわらかく、どうやら「日が当たらないとやわらかくなる」ということのようです。
春のイメージのタンポポですが、秋にもまた青々と葉を茂らせているのですね。
ちなみに、花が咲くと苦くなるそうなので、今の時期の新しく生えてきた葉っぱが、食べるには適してそうです。
野草は栄養素が高いため、日常の食に取り入れることで免疫力や代謝も上がりますし、わざわざ育てなくてもそこにあるという身近な存在でもあり、
食糧危機も不安視される中で、雑草と呼ばれる「野草」はむしろお宝、救世主のようですね!
もともと「春の七草」などあるように、これまで日本には古来より引き継がれていた野草の文化があったといいますから、足元にある雑草と言われがちな野草を無駄にせず、その価値を知ることで(毒があるものなど要注意!)少しでも活かせたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子