明日はひな祭り。
ひな祭りは、ちらし寿司や菱餅、ひなあられ、はまぐりなど色々行事食がありますね。
また、飲み物では「白酒」が。
ひな祭りの歌にも「すこし白酒 めされたか あかいお顔の 右大臣~♪」と登場しますが、調べてみると・・・
もともとは桃が百歳を表す「百歳(ももとせ)」に通じることから、桃の花を酒にひたした「桃花酒(とうかしゅ)」を飲む風習がありましたが、江戸時代から白酒が好まれるようになり定着していったようです。ただ、白酒はアルコール飲料で子どもには適さないことから、代わりに同じ米を使った飲み物、甘酒を用いるようになったそうで、見た目も白く濁っていて白酒と似てるからでしょうか。
また、この米麹でつくる甘酒は、一晩でできることから一夜酒(ひとよざけ)とも呼ばれ、昔から手作りの飲み物として親しまれており、ひな祭りの飲み物として取り入れる方が多いとか。
そんなわけで、白酒が手に入らなかったこともあり、私も甘麹を仕込み甘酒を。
ひな祭りまで待てず、ひなあられと共にフライング。^^;
ちなみに甘酒は、甘麹を適量の水やお湯で割るだけ。せっかくなので以前発信した作り方も。
ひな祭りの行事食は華やかなものが多いですが、明日は園やご家庭でも子どもたちの健康を願いながら、おいしい行事食を通じて、日本の伝統食文化を楽しく学べる機会にしてみるのもよさそうですね。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子