ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/01/19

「不自然な事」

以前、お客様から頂いた柚子の枝についていた
蝶のさなぎ。

子ども達と一緒に観察していたところ、
春を待たずして今日、羽化しました。
(部屋に入れていたからですね・・・)

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子ども達も驚き、何よりも妻が驚いていたそうです。

丁度今日は、子ども達二人とも熱を出して苦しんでいたところに、
思いもよらぬ同居人が増え、熱の苦しみも少しだけ
消え去ったかもしれません。

調べてみると、ナガサキアゲハです。

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もともとは長崎県にいた種ですが、
暖かくなり、ごく最近に関東でも見られるようになったと言われています。

子ども達も熱にうなされつつも、
「ちょうちょの餌をあげないと、、、」と
心配している為、コンチュウゼリーを水に溶かしたものを
置いてみました。

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もしこれでも食べない場合は、ポカリなどをティッシュに沁み込ませたものを
用意するのがいいと飼育方法を見てみると書いてありましたが、、、

蝶の成虫の寿命は7日から10日と書かれているところもあれば、
長くても1か月から2か月とあります。

どのみち、外に逃がせる気温の時期までは
生かしておくことが難しいかもしれません。

ベランダに置いておけば、季節と共に羽化出来たものを、
室内に置いてしまったばっかりに、、、と悔やんでしまいますが、

生まれてしまったからには、
このことを教訓として学びにつなげていくしかありません。

子ども達と一緒に考えて、蝶に寄り添い、
命の尊さや不自然さというものの一部を体験し、
学ぶありがたい機会としていきたいと思います。

ミマモリスト
真田 海