包丁を研ぎ初めてすぐの事ですが、
よく切れる包丁ってどんなものがあるんだろう?!
と「包丁」に注目していました。
実際に調べてみると、
本焼きの包丁がいいらしい、、、とか
巷には25年研がなくてもいい包丁というものも出ている、、、とか、、
色々とありました。
しかし、本焼きの包丁は結局は熟練の研ぎの技術が必要だったり、
25年研がなくていい包丁も、
実際には切れ味が善いわけではなく、
それなりに切れる状態が長く続くだけであり、
砥石も使えない為、定期的に会社に送り返して刃つけをしてもらわないといけない
なんてものであったり、、、
よく切れる包丁と言うものはないのだと実感します。
そこには、良く研げる砥石があるだけです。
それは、自分自身にも言えるかもしれません。
自分自身を研ぐ為の実践を日々大切に、大事にしているか。
自然と見守って下さり、自分を研いで頂いている存在や機会を自覚しているか。
ただただ、日課として研いでいては、研ぎの技術は上がっていきません。
それどころか、変な癖が付き、後戻りが出来なくなるかもしれません。
今日も一歩、明日も一歩と、やはり向上する気持ちがあってこその、
研ぎなのだと実感します。
毎日こうやって振り返り、綴ることが出来る機会も、
ただただ過ごしてはもったいないのだと実感します。
日々の研ぎを大切に、過ごしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海