ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/01/23

「研ぎ」

包丁を研ぎ初めてすぐの事ですが、

よく切れる包丁ってどんなものがあるんだろう?!
と「包丁」に注目していました。

実際に調べてみると、

本焼きの包丁がいいらしい、、、とか
巷には25年研がなくてもいい包丁というものも出ている、、、とか、、
色々とありました。

しかし、本焼きの包丁は結局は熟練の研ぎの技術が必要だったり、
25年研がなくていい包丁も、
実際には切れ味が善いわけではなく、
それなりに切れる状態が長く続くだけであり、
砥石も使えない為、定期的に会社に送り返して刃つけをしてもらわないといけない

なんてものであったり、、、

よく切れる包丁と言うものはないのだと実感します。
そこには、良く研げる砥石があるだけです。

それは、自分自身にも言えるかもしれません。

自分自身を研ぐ為の実践を日々大切に、大事にしているか。
自然と見守って下さり、自分を研いで頂いている存在や機会を自覚しているか。

ただただ、日課として研いでいては、研ぎの技術は上がっていきません。
それどころか、変な癖が付き、後戻りが出来なくなるかもしれません。

今日も一歩、明日も一歩と、やはり向上する気持ちがあってこその、
研ぎなのだと実感します。

毎日こうやって振り返り、綴ることが出来る機会も、
ただただ過ごしてはもったいないのだと実感します。

日々の研ぎを大切に、過ごしていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海