帰ると娘の乳歯が抜けていました。
これまで5年間、娘の食を支えて来た歯ですが
そんなことを感じると同時に、これから生えてくる歯は、
この子の一生を支える歯になることを思うと、
丈夫な歯が生えてきてくれますようにと言う想いと、
乳歯に対しては今までこの子を支えてくれてありがとうと言う気持ちになります。
ついこの間生まれたかと思えば、
もう、乳歯が抜け替わる時期が来ていることに驚きます。
ここまで無事に育ってくれたこと。
自分の人生をこんなにも子ども達が彩ってくれている事。
子どもの育ちはやはり有難いものであり、
本人にとっても私たちにとってもかけがえのない出来事であることを
実感しました。
子どもの育ちを邪魔しない距離感は、
同時に親として、大人としての育ちの距離感でもあるように感じます。
子どもを育てようという意識を捨て、
子どもが育つこと邪魔しない環境に、心を寄り添える環境に
子どもの育ちを信じられる自分自身に。
私自身も親として育っていくのだからこそ、
自分自身の刷り込みを捨て、育ちたいという意志のままに
育っていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海