お正月の室礼で盛った「はやとうり」。
その時、お稽古の先生が、
「はやとうりは、置いておくと
芽がどんどん伸びて、
逆に、実は養分をすわれ
次第に小さくなって・・・
その姿は、親子の姿と重なるので、
もしよかったら、見てみるといいわよ。」
・・・と、教えて下さったので、
お正月が過ぎた後も、はやとうりは食べず、
観察することに。
すると、この2ヵ月くらいで、
驚くほどに、ぐんぐん蔓が伸び、
実もひとまわり小さくなって・・・
確かに、親から子への無償の愛のようなものを
そこから感じました。
そして、せっかくなので、
週末、実家の畑で植えてみることにしました!
50cm程に伸びていたので、
はやとうりを畑まで運ぶ時に、
蔓が少し折れてしまったのですが、
そのまま蔓が倒れないように、支柱を立て
紐でゆるく固定しました。
父親も畑で「はやとうり」を育てたことはないそうで、
蔓がそのまま伸びてくれるか、
霜がおりて枯れないだろうか・・・など、
色々と心配でもありますが、
一緒に見守っていきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子