実家の畑には「絹さやえんどう」があるのですが、
週末、畑にいってみると、
霜の影響で枯れていました。
父親に聞いてみると・・・
もともと寒さに弱いため、
絹さやえんどうの株間に笹竹を立て、
霜よけをしていたのですが、
今年は、暖冬でいつもより早く成長していたところ・・・
先月後半の雪や厳しい寒さの影響で、
枯れてしまったそうです。
ただ、成長が遅かったものなどは、
まだ生き残っているものもいて、
この先の成長が、気になるところです。
それにしても、
子どもの成長や大人の社会など、人においても、
なんでも早めがよいという価値観が
どこか強いように感じますが、
早期教育など、子どもの意欲を無視して、
無理に早めにやらせたりすると、
何もない時は大丈夫だけど、
なにかあった時に、ポキッと折れてしまう・・・
という話を耳にしたことがあります。
育ちが早ければいいわけではなく、
じっくり着実に育っていく方が、
異常時に強く耐えられるのかもしれません。
植物も人も、特に小さな時は、
周囲の環境の影響を強く受けてしまうからこそ・・・
子どもを取り巻く環境が、
不自然や異常なものにならないように、
気をつけたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子