こんにちは、眞田です。
また冬の寒さが東京には戻ってきましたが
もうすぐ3月。
心なしか寒さの中にも春への希望が胸に宿り、
暖かさを感じる季節のように思います。
先日、去年仕込んだ味噌が出来上がり、
今年も母へ報告すると、
「亡くなった祖母が大好きだったね、そのお味噌」
と、メールが来ました。
孫が作った味噌を美味しい美味しいと言ってくれる
おばあちゃんのことを思うと、毎年の味噌づくりが
おばあちゃんへの供養のような気持ちになってきます。
思えば味噌づくりに使っている桶も、
静岡の桶屋さんに電話してお願いしたのですが、
90歳を過ぎた作り手のおばあさんは、もう年だから
注文は受けていないんだと断られたのですが、、、
時間が掛かってもいいなら、仲間にいれてあげるよと、
作ってくださった桶でした。
味噌づくりを始めてから、変わったもの。
それは、周りの人達が「美味しい、またちょうだい!」
と言ってくれるようになったことです。
作った味噌を、好きで待っていてくれる方が出来たのも、
静岡のおばあちゃんが「仲間」に入れてくれたお蔭です。
樽も味噌も食べてくれる人がいるのも、
全部「お蔭様」であることを感じます。
「仲間」としての実践に恥じないような生き方を想い、
日々を過ごしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海