今日で震災から5年。
あの日を境にカグヤでは様々なことが変わりました。
カグヤでは何をもって復興とするのか。
それはただ単に、壊れた建物を復興するのではなく、
稲作から学び、発酵から学び、手間暇をかけて生きることから学び、
日本人が脈々と受け継がれてきた「暮らし」から学び、
「生きる力」を復興しようと実践してきました。
会社がそうやって舵を切ってくれたおかげで、
私自身、一人では選択も決断も出来なかったようなことが
次々と皆で実践でき、私自身の生き方も変わってきました。
震災から学ぶことはまだまだ本当にこれからなのだと思います。
震災が、そして震災の爪痕がなかったかのように街並みを復興するのではなく、
自然や次世代の子ども達に爪痕を残すような生き方を復興していく。
私自身がまだまだです。
だからこそ、この日を忘れずに振り返り、
復興出来ている事、出来ていないこと、
すべてを受けとめ、前に進んでいきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海