卒園式を終えて、
娘の複雑な心境を感じます。
保育園からは一人も同じ小学校へ行くお友だちはいません。
それでも行くと決めた娘の気持ちは分かるものの、
同時に、今のお友だちとも離ればなれになることへの気持ちも伝わってきます。
お友だちとの些細な喧嘩が、
尾を引きずるのも、きっとこの時期だからなのかもしれません。
そして、誰に言われるでもなく喧嘩したお友だちを探しに行き、
仲直りの機会を作ろうとするのは、保育園で培ってきた力そのものなのだと感じます。
子どもは強く、そして繊細で、そして誠実だと感じます。
大人になるほどに、心のままの決断を怖がったり、
正直な気持ちを打ち明けることを怖がったり、
衝突を怖がったり、感情的になることを恐れたり。
恐れずに心のままに一瞬一瞬を本気で生きる子ども達。
子ども達の一日は、大人のどれくらいの日数分にあたるのでしょうか。
今の時期の子ども達を見ていると、
輝いて見えて仕方がありません。
その輝きを曇らせぬよう、
私自身も人として誠実で正直で明るくありたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海