最近は沢山の園児管理ソフトが出てきています。
また、そのいくつかのソフトを見てみると、その開発理念が見えてきます。
販売対象を多くの園さんにしたければ、
保育業界で一番多い保育体系に併せたソフトを作るでしょうし、
その保育に併せた機能を作り上げていく事とるように思います。
つまり、園さんがどんな保育を行いたいのかと言う目的に併せて、
導入していくソフトもそれに合ったものにしていかなくては
現場の先生たちにとっても、子ども達にとっても、
園さんにとっても不都合が生まれ続けるのではないかと感じるのです。
異年齢の保育を行うのであれば、年齢別の保育の為に作られたソフトは
現場の先生方や保育に違和感をもたらすのではないでしょうか。
また、逆もしかりだと思います。
会社で言えば、年齢や性別、勤続年数で役職を作っていく会社と
その人の特性や特技、強みから役割を作っていく会社とがあった場合、
お互いにそれぞれのやり方に合った仕組みがあり、
それぞれが合いまみえることはないのだと思います。
カグヤでは一人ひとりの個性を見守ること、
お互いを尊重し合う事を目指し、様々な仕組みを
作り変えてきました。
管理型の仕組みや、一斉画一なやり方、
個性よりも平均と比べた仕組み。
様々なものが目指す理念と合わずに、
変えてきていますが、今もまだ変革途中です。
だからこそ、思うのは
今までの常識に縛られたり、機能や価格で比較するのではなく、
理念や目指すものにとって必要なのかと言う事なのだと感じます。
信念の種からの実践を日々大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海