自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/03/24

はやとうりのその後

先月、実家の畑に植えた「はやとうり」。

◆はやとうり http://www.caguya.co.jp/wp2/farmblog/other/p6140/

1か月ぶりに見てみると、
伸びていたツルがすっかり枯れていました・・・

はやとうり枯れる

ところが、よく見ると、
土からは新芽が出ていて・・・

はやとうり芽が出る

こちらが思ったような成長とは違いますが、

自ら生きようとする力、育つ力が、
確かにそこにあることを感じます。

環境に合わせて、自分を変え生き残ろうとする
はやとうり。

私たち人間は、変わることがこれまでの否定になるから・・・と

特にベテランや年を重ねるほどに、
これまでのやり方などを、
かたくなに守ろうとすることがありますが、

時代が変わり、社会が変われば、
これまでのやり方が合わなくなることは自然なこと。

今までは、今までのやり方で
決して間違っていたわけではなく、

ただ、時代が変わり、とりまく環境が変われば、
今までのやり方では、合わなくなる・・・という単純なこと。

今までのやり方に、思い入れが強ければ強いほど、
複雑な感情も発生しますが、

未来への生き残りをかけて、
自然界のはやとうりの姿を見習っていきたいものです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子