ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/04/06

「初心」

カグヤでは日々働く中で写真を撮ったものをひと月ごとに振り返り、
スライドショーでムービーを制作しています。

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その制作担当は毎月変わっていきますが、
今月は私が担当しました。

一か月を振り返ると、毎日がドラマであり、
お客様に恵まれ、事件に恵まれ、一緒になって理念を実現する為に
歩ませて頂いている実感を得ます。

もちろん、都合のよいことばかりが起きるわけではなく、
しっかりと事件は起きますが、
その事件もやはり意味があることなのだと感じます。

先日のお客様の理念研修からの学びで、
「初心」について世阿弥から学ぶ機会がありました。

初心とは初心者だった頃の気持ちを忘れないこと。
それは、初心者だったころの恥ずかしかった気持ちや経験、
失敗した出来事を決して忘れてはならないという事でした。

「もうあんなことは、起こしたくない」
「あんな想いを周りにさせたくない」
「自分自身を裏切るようなことはもうしたくない」

沢山の事件は初心を体験から自分自身に刻み込み、
忘れないようにしてくれる有難いことなのだと気づきます。

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そして、世阿弥は「初心者」はいつまでも続くと言います。
何かが出来るようになったり、
役職が着いたり、立場が上がったり。

それで終わりなのではなく、その新たな立場や役割において、
そこもまた「初心者」なのだと言います。

だからこそ、その時々の初心を忘れないよう、
日々の善いも悪いも、体験として受け取り、
初心に刻み込んでいきたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海