休日と言うことで、早速午前中は家の掃除をしていたのですが、
娘はどうも雑巾がけがとても好きなようです。
それは、保育園での遊び(活動)の中にあった
雑巾がけオリンピックの影響かもしれません。
義務や常識、しつけから関心付けられた雑巾がけではなく、
遊びや生活の中から自然と楽しみを積み重ねてきたことが
家庭でも一目散に動く理由なのでしょうか。
NHKの調査で、20年前の子どもと比べると
顔や頭部のけがをする子どもが増加しているという結果があります。
http://www.hoiku-shigoto.com/report/news/face-injury/
現在の保育園・幼稚園での怪我の60.5%が、顔・頭部。
東京都が30年前から行っている、5歳児の運動能力調査では、
両腕で体を支えて何秒間足を浮かせていられるかを調べており、
昭和55年度には平均で80秒支えられたものが、平成22年度では平均48秒となっています。
保育園の平均は、現在の平均を上回っており、
その理由の一つに、普段の生活の中にあった雑巾がけがあるようです。
こうやって、卒園してからも自分からやってくれるのを見ると、、
本当に有難い環境と経験をさせて頂いたのだと感じます。
雑巾がけを通して床を磨くという事。
その意味は、筋力や怪我につながるだけではなく、
日本人が遺してきた智慧として、色々なものがあるように感じます。
日々の実践から学んでいきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海