ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/04/24

「学ぶ姿勢」

無事に下山をすることが出来ました。

山の天気は変わりやすく、
晴天→曇り→雪→強風→晴天と、
目まぐるしく、、、

今回も、天候に合わせて沢山の学びを頂きました。

自然から学ぶこともそうですが、
一緒に登る友人から学んだことが何よりも大きかったです。

彼は、道行く方々や、周りの方々、
山小屋の方々、どんな人にでも話しかけ、

「こういう場合はどうされるんですか!?」と

未知の事に限らず、自分なりには知っていることについてでも、
どんどんと聴いていきます。

「そ、そんなことも知らないで山に来たのか?!」

「そんなしっかりした格好をしていても、知らないのか?!」

と、思われてしまうのではないかと言う事も、どんどんと聴きます。

それは、自分がどう思われようかを気にしているわけではなく、

「自分の持っている知識以外のやり方があるんだ」と信じて疑わないのです。

なので、同じなら一緒ですね‼と共感し、話が盛り上がり、、、
違っていたら「ありがとうございます‼‼」と学びにする。

話をしている相手も笑顔しか生まれません。

この素直な彼の行動には学ぶことばかりです。

自分が知った知識を蓄積すればするほどに、
人に聴けなくなってしまうモノですが、

彼は、いつも自分の知識を前提とするのではなく、
ゼロから考え、聴いていきます。

それは、自然を征服しようとする人間の考え方ではなく、
自然から学ぼうとする人間の考え方です。

彼から学んだ姿勢をまた実践に変えていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海