キャンプ場に来てテント生活を楽しんでいます。
都会にいる時とは違う筋肉を使うような感覚で、
同じ「食事」も「寝る」も「遊ぶ」でも、
楽しみ方が違うように感じます。
特に子どもたちの言葉の変化が面白く、
最初は「遊ぶものがない」「つまらない」と言っていましたが、
次第に、普段のようにおもちゃや絵本、テレビで遊ぶことを諦めて
会話を愉しんだり、散歩を愉しんだり、薪を集めたり、
火を起こしたり、食事を作ったりと、暮らしそのものを愉しみ始めました。
ただ食事をするだけで、ただ、そこにいるだけで愉しい。
この普段の暮らしそのものを楽しむという感覚は
今あるものに対する主体性でもあり、今をあるがままに受け取ることに
近いように感じます。
頂いたこの体験が、普段の生活に戻るとどうなっていくのか
楽しみです。
ミマモリスト
眞田 海