こんにちは、秋山です。
先日、外出先から戻ると、
見知らぬ小学生が玄関前で、
私達を待っていました。
誰だろうと思った瞬間、
「○○君!」と、
息子が笑顔で駆け寄ります。
どうやら2週間前に無くした、
息子のサッカーボールを、
わざわざ届けてくれたとのこと。
詳しく聴いてみると…
最初に拾ったのは小学生。
ボールに書かれた名前を見ても、
思い当たらなかったので…
「知っていそうな友達に聴いた。」
その聴かれた子も知らなかったので…
「知っていそうな友達に聴いた。」
そしてまた聴かれた子が、
「その名前、習い事で一緒の子。
同じ学年の兄妹が居る子に聴いてみよう。」と、
気付き、声を掛け、今日に至ったとのことでした。
『サッカーボールを届けたい。』
と言う純粋な気持ちによって、
友達から友達へ…友達から友達へ…
最後は無事に我が家まで行き着いたのです。
玄関前で待ってくれていたのは、
そのプロセスに関わってくれた子ども達。
彼らの中にも「はじめまして」の仲である子も居ます。
それでも当たり前のように、
友達の友達は…友達。
そしてボールの持ち主も…友達。
届けてくれたついでに、
年も性別も違う子ども達は、
そのまま公園へと出掛けていきました。
キッカケなど何でも良い。
子ども達のまっすぐな気持ち、
その気持ちから生まれるまっすぐな行動が、
人から人へ、人と人とを繋ぎ拡げる。
同じ地域ながら心強さを憶えました。
エールキーパー
秋山 有紀子