自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/05/09

欲張らない

一昨日、田植えに行った時、
苗やメダカ、土や菖蒲などを持って帰ってきました。

その日はお休みだったので、

「休み明けに皆が出社したらメダカを分けて、
 各自宅へ持って帰ろう!」

ということになり、

ひとまず会社に戻って、
メダカをバケツやペットボトル数本に移しかえ
会社をあとにしました。

そして、2日経った今朝、出勤してみると、

小さめのペットボトルに入れていたメダカは
大半が亡くなっていました・・・

調べてみると、
「メダカは1匹で1リットルの水が必要」
とも言われており、

「なるべく窮屈にならないように」と気にして、
数本のペットボトルに分け、移しかえていたものの、

どうやら、水が全然足りず、
メダカが過密だったようです。

また、いざ皆で生き残ったメダカを分けてみると、
「こんなに家で飼えない・・・」というクルーも多く、

なんだか持って帰りすぎてしまったよう・・・。

そして、同じく苗についても、
皆で分けても大量に余ってしまい、
結局、福岡農園に送ることになり・・・

ついつい「ちょっとでも多く」と
欲張ってしまう心が働きますが、

「必要な分だけをいただく」ということが、
どれだけ命を大事にすることに繋がっているのかと、

メダカの死によって、考えさせられます。

欲張らずに、命を大事にしていきたいと思います。

めだかをわける

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子