こんにちは。女将です。
理念研修の地、新潟までの足となった上越新幹線は、
トンネルの多さでも有名。
地上区間を走ると、降雪などによって
運行に支障が出るため、敢えて
トンネルで路線を繋いだようです。
だからでしょうか・・・どのトンネルも長い!
大清水トンネルの22221mを筆頭に
榛名トンネル15350m、
中山トンネル14857mと
10km前後のトンネルが目白押し。
当然、携帯など繋がりません。
こんな時、本当に困ります。
インターネットでの調べものも出来ませんし、
メールのやり取りも出来ません。
せっかく時間があっても
情報収集ひとつ出来ないのです。
さらに、本の1冊でも持っていればよいのですが、
たまたま持ち歩いていなかったこの時は
どう過ごしてよいか分からず
仕舞には時間を持て余す始末。
あれ?でも学生の頃はどうしてたっけ?
と記憶を巡らせます。
実家への連絡は公衆電話だったけど、
電話をする時間は大抵決まっていたから
親が電話に出ないことはなかったし、
待ち合わせは「いつもの場所」と決めていたので、
すれ違って会えないなんてこともなく、
複数人への連絡も、会った人に
「誰々にも伝えて」って感じで充分伝わったし・・・
そんな適当な感じでも不思議と上手くいっていたのです。
なので、急に時間を持て余すようなことは
なかったように思います。
そして簡単に連絡を取り合えない分、
積極的に自分から
コミュニケーションを取りにいっていた気がします。
メールやLINEで誰とでも
簡単にコミュニケーションが取れる今、
その積極性は希薄になったように思います。
と同時に、あの時の
コミュニケーションを取ることに
一途でまっすぐな気持ちが懐かしく、
そして温かくも感じるのです。
ミッションパート
佐藤 真樹