娘が自転車に乗り始めたのが4歳。
あれから2年が経ち、補助輪も取れ、
今では成長したお蔭で漕ぐときには足が窮屈になり
当たるようになってしまいました。
たった2年で、自転車が使えなくなるのには驚きですが、
子どもの成長のスピードにも驚きます。
まだまだ十分に使える自転車も、持ち主が大きくなってしまっては
使い様がありません。
そう考えると、
世の中にはそのようにして余っている自転車が
沢山あるのではないでしょうか。
そう思い、スマホ用地域密着型フリマアプリである
「メルカリアッテ」をダウンロードし、
都内で自転車を譲りますという方が居ないかを見てみました。
すると、丁度先ほど投稿されたばかりの記事がありました。
3歳から6歳まで乗ったけれども
サイズアウトしてしまった自転車が、ずっと置き場に置いたまま。
それを誰かに使ってもらいたいということで掲載がありました。
早速メッセージを送り、やり取りをし、
休日の夕方に家族みんなでとりに行く事に。
お譲り下さる方からも、
「どっちの子が乗るのかなぁ~?!」
「使ってくれる方が居て嬉しいです、ありがとうございます」
と、とっても喜んでいただき、、
本当に少ないお金で沢山の思いやりと自転車まで頂いてしまい、
有難い気持ちで満たされました。
帰ってから、子どもたちと皆で自転車を磨きました。
「すごいよ、汚れがこんなに落ちる‼‼」
「錆取れたよ‼‼」
「光ってきた‼‼」
と、たった1時間磨くだけで新品のように輝きます。
そして、既にそこには新品にはない、思い出が詰まっています。
使っていた子の想い。
譲ってくれたご両親の想い。
皆で磨いた想い。
きっとこれからも、皆で大切に使っていけるように思います。
古民家で体験させて頂いた
「手入れ」「修理」「修繕」の体験が
普段の生活にすぐに活きてくることを想うと、
改めて古民家での暮らしが持つ意味を感じます。
これからも、自分達の暮らしを見直していきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海