こんにちは、秋山です。
もうすぐ2歳になる娘は、
意思表示ははっきりしているものの、
普段は言葉数が多いタイプではありません。
ただ「もう寝る」というタイミングになると、
何やらブツブツと、呪文のように話し始めます。
よく耳を傾けてみると…
「いない、いない、ばぁ。」
「にゃーにゃーいるね。」
「ちゃちゃ、どこかな。」等
それは1日の振り返りのようにも、
憶えた言葉の練習のようにも、
捉えられる言葉を繰り返していました。
時には、言葉のみならず、
怒ったり、笑ったり…と、
感情まで乗せて放たれる「言葉」たち。
彼女が過ごした1日は、
どんなもので、何を感じ、いかに残るのか。
カタチとして見ることは出来ません。
ただこんな風に「おさらい」する姿を見ていると、
その一部分を垣間見ているようで、
とても愛おしい気持ちになります。
最初は息子が眠れないのではないかと、
寝ることを促していましたが、
気付いてみれば「要らぬ心配」。
今では彼女の「おさらい」を聴きながら、
一緒に思い出したり、笑ったりして眠る。
とても自然で優しい時間へと繋がっています。
…ひょっとしたら、
娘の言葉数が増える頃には、
持てなくなる時間かもしれません。
この当たり前のように過ごしている、
「今」を存分に楽しみ、
感じ尽くしたいと心から想います。
エールキーパー
秋山 有紀子