そろそろ関東も梅雨明けでしょうか。
なんだか空気中にもわっとした、
夏本番がやってくる気配を感じます。
例年より遅い梅雨明けを
今か今かと待っている一番の理由は
梅の土用干しです。
梅干しづくりもこの土用干しを行う事で、
ふっくらとして皮の柔らかくまろやかな梅干しになりますが、
美味しいという理由だけではなく、
この天日干しを行う事で、
100年でも長期保存が可能になっていきます。
先人の智慧がここにもあるわけですね。
そんなわけで我が家の梅も、
土用干しを待っています。
(土用干し前の梅)
土用干しが出来る日が来ないと、
ツマミ食いで梅干しがなくなっていってしまいそうです。
梅干しも、買ってくる場合は
「食べる喜び」がメインになりますが、
作ると「育てる喜び」や「待つ喜び」が味わえることが
醍醐味のように感じます。
今年はまた作る工程を去年から見直しているからこそ
どんな梅干しが出来上がるのか楽しみです。
ミマモリスト
眞田 海