ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/07/28

「織る」

先日、お客様からお聞きした言葉に、

「核家族が増えてきてから、家の風習が継がれなくなってきたんです。
 一家の歴史が伝承されなくなってきたんです。」

とお聞きしました。

「今は困ったことや、学校での事、普段の何気ないことも、
 家族に聴くのではなく、周りの友人一家に聴くようになってしまった」

と話す先生の言葉は
まさに今、私自身の家庭でも起きています。

親に聴くよりも周りに聴く事の方が多く、
自然と自分達の世代だけでの考え方に偏ってしまいます。

やってみてから、、、
またふと振り返った時に
母親に聴いてみたり、

「父親だったら」

と思いにふけると、
違う考えが見えてくるものです。

本質は時代を越えても残っていくものなのかもしれませんが、
自分達がその本質を残していくには、

同世代と言う横糸と祖先という経糸の両方を
織り込んでいかなければならないように感じます。

どちらかに偏らず、
両方に耳を傾けられる自分でありたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海