先日、お客様からお聞きした言葉に、
「核家族が増えてきてから、家の風習が継がれなくなってきたんです。
一家の歴史が伝承されなくなってきたんです。」
とお聞きしました。
「今は困ったことや、学校での事、普段の何気ないことも、
家族に聴くのではなく、周りの友人一家に聴くようになってしまった」
と話す先生の言葉は
まさに今、私自身の家庭でも起きています。
親に聴くよりも周りに聴く事の方が多く、
自然と自分達の世代だけでの考え方に偏ってしまいます。
やってみてから、、、
またふと振り返った時に
母親に聴いてみたり、
「父親だったら」
と思いにふけると、
違う考えが見えてくるものです。
本質は時代を越えても残っていくものなのかもしれませんが、
自分達がその本質を残していくには、
同世代と言う横糸と祖先という経糸の両方を
織り込んでいかなければならないように感じます。
どちらかに偏らず、
両方に耳を傾けられる自分でありたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海