今日のカグヤクルー日記

クルーそれぞれの理念の実践や気付きを交代で掲載しています。

2016/08/05

「御朱印帳」

こんにちは女将です。

近ごろ巷では御朱印帳が流行っていますね。
私も散々迷った挙げ句、
つい先日買ってしまいました!

実は今年の春に、
鎌倉の七福神巡りなるイベントに
社寺巡り好きの友人と参加し、
初めて御朱印帳を手にしたのです。
イベント専用の御朱印帳ではありましたが、
御朱印を書いていただいている間の時間の重みは
何とも言い難いものでした。
それ以来、ずっと神社を訪れる度、
御朱印帳があったらなぁと思う半面、
収集が目的になってしまう気がして、
いままで購入するまでには至らなかったのです。

そもそも御朱印とは、本来、
写経を「お納め」することに始まっているもので、
この風習が簡略化されて、お経を納めなくとも
参詣の証しとして「ご判」を頂くことになって
今日に及んでいのだそうです。
そして各霊場を巡拝する「巡礼」信仰と結びき、
観音三十三札所あるいは四国八十八ヶ所を巡礼し
その全部の霊場から「ご判」を頂くと
その功徳によって地獄には堕ちないばかりか、
所願も成就するという
古来の信仰に基づいているものなのだそうです。

そういったことを思えば
安易にやろうとは踏み切れなかったのです。
でもその友人は、普段からの心得が違っていました。
年に一度、出雲大社にお礼参りに伺い、
沿道の小さなお地蔵さまにも手を合わせる。
ですから友人は、迷うことなく
早々と御朱印帳を購入し、その後
旅先で御朱印友達までできたそうです。

そんな矢先、インターネットで
ライトアップが幻想的な神社があることを知り、
その友人と8月に行くことになったのです。
さらに話は盛り上がり
9月には比叡山に行こうと言うことになり・・・

いずれにしても、そもそもの意味は
決して忘れないようにしようと思います。

ミッションパート  
佐藤真樹