今日は、月に一度の初心会議。
再来週には、北海道での理念研修も控えているため、
今日は、会議の中でアイヌについての話になりました。
アイヌの人たちは、
自然を尊敬し、慎み深く暮らしていたようで、
自分ばかり取りすぎるようなことはしない
「循環した生き方」をしてこられたそうです。
自然を神様としたアイヌ民族は、
小さい頃から、どうやったら神様に叱られるかということを
祖父母から口伝で教わり、
その口伝を守って、
代々自然と共に暮らしてきたといいます。
今は、何でも取り過ぎて、
資源をどんどんと消費していますが、
こういうことを続けていたら、
循環しない世界になってしまうのが、目に見える中で・・・
「循環型の暮らし」をしてきた先住民族は、
決して古い野蛮な民族なのではなく、
非常に高い成熟した精神を持っていたことを感じます。
そんな「循環型の暮らし」を、
アイヌから学び直していきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子