昨日は「べてるの家」と「浦河ひがし町診療所」にお伺いしました。
こちらの「べてるの家」は、過疎化がすすむ北海道の浦河町で、精神障がいを抱えた人たちが「町のためにできることはないか?」と30年程前に考えたところからでき、実際に、特産の日高昆布を売るなどの「商売」や自分たちの「病気体験の発信」から、「生きやすい町づくり」を提案しているそうです。
◆べてるの家の理念
https://urakawa.bethel-net.jp/philosophy
見学に行くと、障がい者の方々は、驚くほどにしっかりと自分のことを自分の言葉で語り・・・
更には、自分の弱いところや苦労してきたこと、苦労していることを正直に素直に発信していて、とても衝撃を受けました。
子どもを見ていると、正直さや純粋さに触れ、その美しさによく涙が出そうになりますが、それと通じるものを感じました。
「健常者は正直じゃない。かっこつけるから。」などと仰ってましたが、確かに私自身も無意識のうちに、自分を大きく強く見せたり、よく見せようとしていることがけっこうあったりします・・・^^;
「弱さを絆に」という言葉も頂きましたが、
もっと、べてるの家の方々を見習って、正直に素直に弱さを見せ合い、そこからの助け合いや絆づくりに目を向けてみたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子