ある保育園の先生同士で行った
「一円対話」について、
先日、進行役の聴福人の先生から、
どんな様子だったか等、お聴きする機会がありました。
そんな聴福人の先生から
「改善点」としてあがっていたのが、
「下敷きを用意する」というもの。
これは参加者が、一円対話のはじめに、
参加姿勢を整えるために記入する
「チェックシート」用の下敷きのことで、
私たちも社内で一円対話を実践する時に、
下敷きを利用して、記入しやすくなったこともあり、
先生たちも同じように、
「参加者の書きやすさを配慮して、
下敷きを用意しようと思ったんだろうな」と思い、
いざ聴いてみると・・・
「勿論、その理由もあるけれど、
いつも、絵本ゾーンの近くで一円対話を行っていて、
参加者が、絵本を下敷きにし
チェックシートを記入しているのを目にして、
『子どものモデル』だと考えたら、
この姿はちょっとどうなのか・・・?!と疑問に思い、
今回の改善案が出てきた。」
といいます。
何事も思い込まないで、
聴いてみることの大切さを実感すると共に、
「子どものモデルとしてどうなのか」と、
自分を見直していく先生の姿に、
心うたれました。
子どもをどうにかしようとするのではなく、
自分が子どものために変わっていこうとしたり、
いつも「理念」から見直していく姿勢を、
自分自身も大事にしていきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子