ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/08/26

「稲」

丁度今日、当主から稲が雑草に敗けてしまうことを聴きました。

雑草が稲が育つ養分までも吸い取ってしまうこと
初期の段階で雑草を折ったり刈ったりし続けておかないと、
稲が十分に強くなる前に雑草の力が強くなりすぎて
そして負けてしまうのだと学びました。

朝早く起き、必死になって草刈りをした記憶。
良く育てよと声を掛けた記憶が蘇りますが、
どんなに心を籠めたり手塩にかけても、
自然のタイミングに併せて動かなければ、
それは寄り添いとは言えないのだと
教えて頂く機会となりました。

私のところのビオトープも、
菖蒲や蓮が大きく育っています。

そのそばに植えた稲。
上手く育たずに枯れてしまっています。

しかし、50本くらいの稲の束のまま、
水の中に入れておいただけの稲は
何故か今も育ち続け、
そして、実をつけ始めています。

うちのビオトープの稲も、
だからうまくいかなかったのかもしれません。

来年は、もっと初期から寄り添い、
育つように見守りたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海