先日、外出先で「牛たん麦とろ定食」をいただくことに!
この組み合わせ、けっこう目にしますが、どうやら理由があるようで・・・
「山芋」のヌルヌル成分とでんぷん消化酵素の「ジアスターゼ」が、「牛たん」に含まれる「ビタミンB1」や(糖質を燃焼するのに必要不可欠)「ビタミンB2」(健康的な肌や髪、爪をつくる働きかけをする)などの栄養吸収率を高め、胃腸の消化吸収効果がよくなるそうです。
また「麦」には、発汗で失われがちな「ビタミンB類」と「ミネラル」が豊富に含まれているということで・・・
麦めし・とろろを一緒に食べることで大麦に含まれるこれらの成分をとろろが効果的に体内に吸収させる働きをしてくれるとか。
昔から「鰻と梅干」や「天ぷらとスイカ」など・・・
食べ合わせの悪いものは聞いたことがありますが、こんな風に食べ合わせによって効果が高まったり、危険だったりというのは、食べ物だけに限らず、ものや自然、人同士の組み合わせにも共通してそうですね。
無理せず自然と効果が高まるような組み合わせを意識していけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子