いつも有難うございます。
カグヤの松野です。
先週1週間、
飯塚市で100年の古民家『聴福庵』に
行ってまいりました。
掃除や、修繕というと
洗剤を使たり、ニスを塗りなおしたり…ですが、
聴福庵では…
蜜蝋や米ぬかオイル、柿渋が大活躍しています。
ひと拭きで、ピカーッと輝きだすわけではありませんが、
何度も丁寧に磨いていくと、
木の表情が変わってくることを感じます。
以前、自宅の棚をオイルステインを使ったときには、
“上から塗る”という感じがしましたが、
昔の暮らしで使われてきたものは、
モノを見た目で飾るのではなく、
まさに“そのもの”を大切に扱い、
素材の美しさを引き出していました。
また、100年も昔の家が
今でも残っているのは、
大切に守ってきた方がいたからだと感じました。
古民家での暮らしを通して
身の回りにあるものとともに暮らす
美しい生活を
肌で感じていきたいと思います。
発酵コーディネーター
松野 寛子