自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/10/29

ドイツ同窓会 ~2016年~

昨夜は「ドイツ保育環境視察ツアー」参加者との
同窓会がありました。

こちらのドイツ研修は、
ギビングツリー代表の藤森先生と一緒に行くもので、
毎年開催されているツアー。

私たちは、2011年の秋に参加し、
第9期生にあたりますが、

同窓会は、その年から毎年行われており、
今回でもう6回目!

そんな同窓会は、

当時のドイツ研修を振り返るために集まって
おいしいものを飲んで食べる・・・という
懇親会のようなものではなく、

この1年間の出来事や学んだこと、
変化や挑戦、課題や関心ごと、
また、これからやっていきたいことなど
ひとりずつ話し、共有していくことで、

それぞれに、前に進んでいけるような
とても濃密で有意義な時間になっています。

今回も、結婚した方もいれば、
天災人災に合ったり、
家族の病気や、園内での事件など、
大変だった方もいましたが、

皆それぞれに頑張っている姿に、
お互いに励まされ、

ひとりではないという絆に
力が湧いてきたりします。

また、毎年そんな同窓会を重ねるごとに、
自然と絆も深まっているような気もして、

関係というのは、
一瞬でできるものではなく、

やっぱり築いていくものだと
改めて感じています。

それにしても、ドイツ研修の時、

全国から集まった20名ほどの参加者は、
初めてお会いする方々ばかりでしたし、

たった1週間のドイツ滞在だったので、

まさか、こんなに長いお付き合いになったり、
こんな風に仲良くなったりすることなど
想像もしていませんでしたが、

こうした年に一度の再会を
皆が楽しみにし合える関係でいられることが
とてもうれしくありがたく感じています。

そして、こんな同窓会や研修は、
決して特別なものとして切り分けるのではなく、

自分の持ち場や実践に活かしていくのが
自然なことだと感じるからこそ、

いただいた元気や勇気、安心を
しっかりと普段の働きへと
活かしていきたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子