今朝、近所の公園の壁でテニスの練習をしていると、
腰の曲がったお婆さんが歩いてくるのが見えました。
最初は朝の散歩かなと思っていたのですが、
背負っているバッグからはテニスのラケットが覗いています‼‼
なんと、、テニスの壁打ちをやりに来たのか‼‼っと
心が熱くなります。
なんとお年は90歳。テニスは70歳から始めたそうです。
実際に壁打ちをする姿は、はつらつとしていて、、
周りで練習をしているほかの人たちへの勇気や元気にも
繋がっているように感じます。
そして、何より素敵なのは、
おばあちゃんの周りに沢山の人が集まってくることです。
旦那さんが壁に向かってピッチングをしているのを
「まだやるの~~?」と抱っこひもで乳児を抱っこしながら
待っている奥さんへも、するするっと近づいては、
赤ちゃんと奥さんへ話しかけ、そんなこんなで、
気が付いたら20代、30代、60代、90代と集っていました。
その輪がとても温かく、この時代に公園という環境が
必要な訳を実感します。
皆で助け合って暮らしていた人類も
この100年で様変わりし、孤立、孤独になり、
絆よりも孤独が強調される時代です。
経済社会では絆よりも効率や経済的的効果を優先されます。
だからこそ、孤立していきます。
カグヤでも去年、今年と、沢山のご縁を頂き、
同じ志を持たれた先人の方々の会社へ見学させて頂きましたが、
お蔭様で沢山の勇気を頂き、絆を感じ、
新たに皆で歩むことが出来ました。
それは本当に有難い機会でした。
今の時代、会社や保育園も同じく、
孤立化し、孤独化しているのだと思います。
だからこそ、皆が繋がれるような動きを
助け合えるような動きを、
自分達の実践から作っていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海