今日は亡き父の誕生日でした。
朝起きて掃除したり、棚やキッチンの整理をしたり、
ごはん前に娘と縄跳びの練習をして、
ご飯を食べて、子どもたちと公園で遊んで、、、と
久しぶりにじっくりと一日を過ごせた実感があります。
振り返れば、休みの日と言えば
だらだらとしたいものですが、
父は休みの日ほど、掃除をしたり、
色んな事を手伝わされたり、
海に連れていかれたりという思い出があります。
梅干しでも銀杏でもピザでも何でも、買うのではなく作る。
便利なものより手間暇かかる物。
旅行もホテルではなくキャンプ。
遊び道具はおもちゃではなく自然。
あげればきりがないほどに、
不可思議と思う事はたくさんありました。
当時はその意味は分かりませんでしたが、
今となってみると、その習慣自体が
家族の体質を固めていき、暮らしとなり、
家族のそれぞれに影響を与えていくのだと感じます。
そして私が感じる父親の凄いところは、
そんなにも不可思議な事をし続けているにも拘わらず、
子どもに愛され、尊敬されていることだと感じます。
私も父のように変わった個性を持とうとも、
子どもたちの為に自分の個性から出来ることを
とことんやってみたいものです。
そして父のように、子どもに好かれようという欲を
捨て去る覚悟を持ちたいものです。
ミマモリスト
眞田 海