ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/11/04

「丸ごと聴く」

今日はある園さんの聴福人の皆さんと
一年間聴福人を行ってきたことに対しての
振り返りを行ってきました。

この一年、聴福人をして感じた事。
仲間の見方が変わったということ。

一円対話では、聴福人は途中で相手の話を
遮ったり、評価したりしません。

「きっと何か意味があるのだろう」と学ぶ姿勢で聴いています。

それなので、参加者の皆さんの気づきを聴くと、

「この人こんなに深く物事を考えていたり
感じていたんだ‼‼」とびっくりすることが多々あったそうです。

反対に、、、
日々の会話では相手の話を最後まで聞かずに
自分の意見を言ってしまったり、、、
そもそも「言い返される」と分かっている場合、
素直に話してくれなかったり、、、と

改めて、誰にも批判されず、評価されずに
最後まで自分の意見や気づきを話せる場が
必要なのだと感じたそうです。

子どもも、いいか悪いかではなく、
最後まで丸ごと話を聴いてもらえることを
大切に感じていますよね。

大人もまったく同じなのだそうです。

そうやって安心して話せる場があるおかげで、
仲間のことを深く知ることが出来、
この一年で仲間に対する見方が変わったという事。

改めて、丸ごと信じて聴くことの大切さを
教えて頂いたように感じます。

先生方と同じく、私自身も丸ごと信じて聴く姿勢を
大切にしていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海