自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/12/11

ネイチャータイム

最近は、日没時間も早まって
どんどん日が短くなってますね。

東京も16時半には日が沈み、
17時頃には暗くなっているかんじがします。

そんな中でふと、

社内クルーの小学生になる子どもは、
帰り道、大丈夫かな?
家にひとりで、親の帰りを待つ状態で大丈夫かな?

・・・と心配になりました。

そこで先日、ママクルーに、

「勤務時間の決まりがあるから
 それまで働かないといけないということはないと思うので、

 冬は暗くなるのが早いし、夫婦や社内で相談した上で、
 子どもにとってよくないと思うなら、
 暗くなる前に退社するなどもOKだと思いますよ。」

と、お伝えしました。

私たちは、時間で判断することが多いですが、

よくよく考えてみれば、
夏と冬では、明らかに日照時間も違うもの。

そして「何時だから危ない」というよりは、
実際には「暗いから危ない」ということもあります。

このように自然の変化に合わせるのは、
「人間にとって都合の悪いこと」ではなく、
「人間が決めたシステムに都合が悪い」だけで、

自然体な人間にとっては、
むしろ、都合がよいのでは?と感じます。

本来、自然の生き物は、
自然の周期に合わせて生きているもの。

企業もいっそのこと、
サマータイムやフレックスタイムではありませんが、

「ネイチャータイム」などとして、自然に合わせ、
夏はたっぷり働いて、冬は短く働く

・・・というのも理に適っているではと思いました。

私たち人間は、時計で管理されて、
だいぶ自然に離れてしまっていますが、

もっと自然の周期に合わせていけたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子