ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/12/16

「点が線になり面になる」

今日、見学させて頂いた園さまで、
壁に貼られた掲示物を見せて頂いていた時の事です。

園長先生からこんな言葉を頂きました。

「保育の経過を伝えるのには、その保育の3つの場面の写真が
 あると、経過が一気に伝わりやすくなるんです。」

実際にその記事を読んでみると、
確かに、保育のイメージが伝わりやすく、
点が線になり、線が面になるような、
それくらいの感覚の違いを味わいました。

自分自身の情報発信も、
「こんなことがありました!」という結果を伝えることが多いものですが、
こんなことがあり、そしてこんなことをして、そしてこうなってきているという、
3つの視点を意識していく事の大切さを学びました。

その園さんでは、行事のやり方を変える時も、
同じ手法を使っていらっしゃいました。

「子どもにとって~~なので、行事をこういう風に変えます」
という結果を伝えるのではなく、

「何か月前の職員のMTGで、こんな問題提起が、、、、
 それを会議で話し合っていくとこんなことが、、、
そして最終的にはこんな風に」

と、その結果に至るまでのプロセスが書かれていました。
納得するのは、そのプロセスに安心するからなのかもしれません。

改めて、読み手に寄り添った情報発信という事を
学ばせて頂くありがたい機会となりました。

IMG00091_Ink_LI

ミマモリスト
眞田 海