友人の死が重なったり、
身内にも思いもよらぬことが起きたりすると、
当たり前の事ですが、
この世の中は何がいつ起こるのか、
全く分からないという事に気付きます。
それは無常です。
無常とは虚無ではなく、物事が成長するプラスの面を見ること
四苦八苦は人間が生きていくうえで付いてまわるとブッダはいいました。
良い悪いという価値観で捉えるのではなく、
物事は必ず移り変わっていくという事実を丸ごと受け入れるということのように感じます。
まさか自分が。まさかあの人が。
そう思う事よりも、起きた出来事は
物事が成長する上で起きていること。
物事は無常だからこそ、そこに意味があるのだと
そう感じます。
自分の価値観が「良い」と判断するもの。
「悪い」と判断するもの。
だけれども、どれもこれも意味があって起きている。
カグヤの円満祝い唄にも
「良いも悪いも同じだよ ハァヨイットナァ ありがとう」
という詩がありますが、、、
起きた出来事を丸ごと受け取れるから
そこにある意味を感じられるというよりも、
どの出来事も
見守られていることを感じられたり、
ありがとうと感じられる感謝の心が
意味を見つけられるのかもしれません。
そんな教えをこの数週間では頂いているように感じます。
ミマモリスト
眞田 海