今日、お客様からミマモリングソフトウェアの導入のご希望を
お電話で頂きました。
副園長先生からお話をお聞きすると、
園長先生が先日、
「ICTの補助金でソフトを導入していいんだが、
どんなソフトが良いか」
と現場の先生方に聴かれたそうです。
その際に、現場の職員さんからは、
「ただの業務省力のソフトよりも、
今私たちが必要なのは子どもたちの発達をちゃんと見ていけるものです。」
とお話があったそうです。
子どもたち一人ひとりに寄り添い、
それぞれの発達に合った環境設定をしていきたい。
そうやって見守る保育に取り組めば取り組むほどに
「発達理解」が何よりも大切で肝要であることを実感したそうです。
自分たちの課題を自分たちで見つめられていること。
そして、
今の自分たちの業務を楽にすることで余裕を手に入れるのではなく、
自分たちを磨いていく事で余裕を手に入れようとする先生たちの姿勢に
尊敬の念を頂きます。
ついつい、忙しくなると真心と初心を忘れ、
簡略化や省力化、パターン化、分担作業に
意識が行ってしまいますが、
やればやるほどに、
本来の目的や豊かさから遠ざかるのかもしれません。
先生方のように、軸足を自分ではなく、
機会に置いていく生き方は、様々な機会が
ご自身を磨いて下さるのだと感じます。
一緒に働く醍醐味は、如何に楽をするかではなく、
如何に磨き合うかなのかもしれません。
私自身も大切にしたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海