先日、鹿児島出張の際に、
社内へのお土産として購入した
「ちりめんぬれせんべい」。
想像と違う味で驚いたものの、
とてもおいしく、皆にも好評だったのですが、
実は、味だけではなく、
その誕生ヒストリーにも心魅かれるものが。
こちらは、水産会社と洋菓子店がコラボレーションして
誕生した新たなお菓子になるわけですが、
このコラボにこだわったのには、ある理由が。
それぞれのオーナーの父親は、幼なじみで、
父親同士は「いつか一緒に何かを作ろう」と
約束をしていましたが、実現することはなく・・・
そこで、それぞれのオーナーが、
父親に捧げるために
この「ちりめんぬれせんべい」作り上げたそうで、
商品名も、2人の父親が産まれた年にちなんで
「昭和四年」。
こんな誕生秘話が、
空港のお土産屋さんで紹介されていたため、
思わず、手に取ったわけですが、
このように、背景を知ったり、
熱い想いに触れたりすると、
なんだか食べてみたくなったり、
関心が湧いてくるというのは、
自然なことだと感じました。
自分自身も、仕事に向き合う姿勢として、
淡々と業務的に行うのではなく、
これまでに至るストーリを重んじたり、
想いのある働きを、忘れずにいたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子